事業紹介
国営土地改良事業『東条川二期地区』について
Q.国営土地改良事業『東条川二期地区』とはどのような事業ですか。
A.本地区の基幹的な農業水利施設は国営東条川土地改良事業(S22~S39)等によって整備されましたが、50年以上が経過した今、施設の老朽化や大規模地震への対策等を行い、更なる農業経営の安定と住民の安心安全な生活を確保します。
Q.どんなことをするのですか。
A.施設の老朽化対策をはじめ、大規模地震などの災害リスクに備えるための耐震対策や維持管理費の軽減対策などを行います。
Q.農家負担はありますか。
A.事業実施に伴う費用は国、県、市及び農家(改良区)で負担することになりますが、農家負担分については改良区の積立金で対応いたしますので、受益者の皆様に新たな負担を求めることはございません。
Q.受益者への説明はありますか。
A.平成30年度11月から平成31年4月の間に対象地区に事業説明会を行わせていただきましたが、令和3年4月より事業着手の同意徴収を行います。現在それに伴う説明会を令和2年12月頃に行う予定ですが、コロナ禍の影響により説明会の方法については検討中です。
国営土地改良事業『東条川二期地区』についての概要
1.事業着工予定年度:令和3年度(工期:令和3年度~令和14年度 12年間)
2.事業負担と償還方法:総事業費140億円(うち農家負担額 2.36億円)
3.土地改良法に基づく手続き
事業概要公告後 令和3年4月頃から取得開始を予定しています。(3か月程度で取得完了予定。)
関係行政機関が示す様式により作成した同意書に自署・押印する方法を予定しています。
4.償還について
原則として事業完了年度の翌年度より15年間で償還を行います。
償還方法(償還開始までに総代会の承認を得て決定します。)
① 事業完了年度の翌年度に一括償還する。
② 事業完了年度の翌年度から数年間、元利均等償還の後に残額を一括償還する。
③ 事業完了年度の翌年度から2年間償還利息のみ償還し、その後15年間で元利均等償還する。
基幹水利施設ストックマネジメント事業について
Q.基幹水利ストックマネジメント事業とはどのような事業ですか。
A.国営・県営施設や国営代行施設を対象に兵庫県が事業主体となり農業水利施設の改修や、機能保全のために必要な対策を行う事業です。令和2年度より5ヶ年計画で実施します。改修区間は以下の通りです。
①代行草加野万勝寺線(揚水機、2号、3号、4号、5号幹線)
②代行嬉野ポンプ線(1号、2号線)
③県営市場線(3号、4号、6号、8号線)
④県営六ヶ井線(共用1号線、小野4号、6号、7号線、社1号、2号、3号、4号、8号、9号線)
※順不同。国の予算の動向により改修の順番とスケジュールが前後することがあります。
土地改良施設維持管理適正化事業について
農業用施設を管理している集落から改修工事の要望を受けて兵庫県東播土地改良区が事業主体となって行います。国、県の交付金を受けて行う工事で工事費に対して40%の地元負担で行うことができます。農業用施設の改修でお困りの場合は管理課までお問い合わせください。令和元年度は小野市浄谷町の水路の改修工事を行いました。